赤面②

続き。

 

 

一生懸命描いたポスターのかいもあってか、無事に彼女は副会長に当選しまして。

 

その後は前のように話す機会も減っていったのですが、それでも事あるごとに僕に話しかけて来てくれる彼女。

 

当時は奥手というか女の子と話すのがカッコ悪いって思ってた時期だったので私から話すことはありませんでした。

 

 

元々、小さい体に愛嬌のある性格の彼女でしたからクラスのマスコット的存在だったんですね。

 

わけ隔てなくみんなと話す。そこに少しばかりの嫉妬はありました。

 

 

でもどうしようもない。

 

 

ある日。席替えをして偶然彼女の真後ろの位置になりまして。

 

毎日が楽しかったです。視界に嫌でも彼女が入って来るから。

 

そのまま2学期が終わり、年が明けて3学期に。

 

登校したら彼女が嬉しそうにみんなにお土産配ってる。

 

どうやら家族旅行で海外に行ったようで。

 

私の顔見るなり、「はい、〇〇君にもお土産。」って小さい袋を渡してくれました。

 

「お、おう。ありがと。」って必死に照れ隠ししてすぐポケットに隠しました。

 

 

その後小声で彼女は言うんです。

 

 

「〇〇君は選挙の時、ポスターも作ってくれたからみんなとはちょっと違うの。内緒ね!」って。

 

 

可愛すぎるだろおい。

 

 後でこっそり見たらボールペン。小さいエッフェル塔の模型が付いた金色のボールペン。

 

 

もちろん大事に大事に使いました。

 

常に持ってたんじゃないかな。

 

 

その頃には完全にその子の事好きでしたね。

 

 

小学校の時から今までで初めてちゃんと好きになった人なんじゃないでしょうか。

 

 

でも彼女は頭もいいし、生徒会に入るような人ですから。

 

私なんか勉強もできないしいつも適当に遊んでるような生徒。

 

 

勝手に釣り合う訳ないって思ってたんですね。

 

 

 

3学期のある日。

 

 

どういう理由かは忘れてしましましたが、クラスの何人かが帰るのが遅くなった日がありまして。

 

19時とかですかね。

 

冬でしたからもう真っ暗ですよ。

 

 

その中に彼女もいまして。

 

んで、彼女は塾に通ってたんです。

 

その塾ってのが私が住んでいた家の近く。

 

いつもは帰ってから塾に行くらしいのですが、どうやら今日はそのまま行くらしい。

 

 

 

と、いう事は。一緒に帰れるチャンス。

 

 

もう3学期も残りわずか。

 

マンモス校でしたから3年になっても同じクラスになる可能性は限りなく低い。

 

 

告白しようだとか、付き合おうなんて思ってはいなかったけど

 

一緒に帰るなんかもうこの先ないだろう。

 

しかもですよ。その子俺にチャンスくれてたんです。

 

 

「〇〇君家ってさ、私の通ってる塾と近いよね?」とか

 

「もう暗いから怖いなぁ。」とかね。

 

 

これは彼女なりに一緒に帰ろうってアピールだったのかもしれません。

 

 

だけど当時の私はそれに応える事も出来ずに。

 

 

めちゃめちゃ悩んだ挙句。一人で帰ったんです。

 

 

 

正確には夜危ないから見張りの意味も込めて彼女の歩く50メートルくらい後ろを歩いて。

 

 

 

結局それ以降、そんなBIGチャンスは来るはずもなく。

 

 

そのまま3年生に。

 

 

それ以来、ちゃんと話すことはないまま卒業。

 

 

 

 

今頃彼女はどうしてるでしょうか。

 

当時、私の事をどう思ってくれてたのでしょうか。

 

それ以来会ってもないですが、彼女の笑った顔はなんとなく思い出せます。

 

 

淡い淡い思い出ですね。

 

 

先日、息子がクラスメイトからラブレターをもらったと照れくさそうに話ししてくれたのをきっかけに私も色々思い出してしまいました。

 

 

 

あぁ。戻りてえ(笑)

 

 

なんかキュンキュンしたいですね。

 

 

年齢なんか関係ないですよ。えぇ。

 

 

キュンキュンしたい(笑)

 

 

はい、今日はここまで。

 

 

 

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